「スーパーチェーンシガ」ラルズに身売り、13店75億円規模を承継

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 アークス(本社・札幌市中央区)の子会社ラルズ(同・同)は2月を目途に丸しめ志賀商店(本社・余市町)のスーパー事業を譲り受ける。6日に基本合意し、ラルズはデューデリジェンス(資産の再査定)を実施、最終的な譲受価格を決める。丸しめ志賀商店がラルズに売却を申し出ていた。P1030688(写真は、スーパーチェーンシガの余市町西部店)

 ラルズが譲り受けるのは、丸しめ志賀商店が「スーパーチェーンシガ」の名称で展開しているスーパー13店舗(余市町4店舗、小樽市5店舗、石狩市1店舗、札幌市3店舗)。札幌市内の賃借物件は除き店舗資産も取得する。従業員69人は引き続き雇用し、屋号の「スーパーチェーンシガ」は当面継続する。  
 丸しめ志賀商店は、1981年に設立され2015年8月期の年商は75億1500万円。商品の共同仕入れ会社、北海道シジシーに加入していたこともあり古くからラルズと交流があった。その後、丸しめ志賀商店は北海道シジシーを脱退、岐阜県のバローのPB(プライベートブランド)商品を扱うなどしていた。

 ラルズは、同じジジシー仲間ということもあってこれまで小樽、余市など後志地域には出店してこなかった。今回、丸しめ志賀商店側から承継の申し出があり、スーパー事業のみを承継することにした。
 アークス広報では、「今後、ラルズの商流と物流を使うことで再生の余地は大きい」としている。
 発表リリースは、http://www.arcs-g.co.jp/common/datadir/info_dat_20160106153404.pdf

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