大型ホームセンター、ジョイフルエーケー(本社・札幌市東区)の2015年4~9月決算は、売上高83億4100万円で前年同期間比1・9%増加したが、営業利益は4億6800万円で同10・6%の減益だった。同業他社や異業種との競争、改装経費の負担が響いた。売上高営業利益率は5・6%で前年同期間より0・8ポイント低下した。IMG_3804(写真は、ジョイフルエーケー大曲店)

 ジョイフルエーケーは、東京証券取引所ジャスダック上場のキムラ(本社・札幌市東区)の連結子会社。住宅資材卸のキムラが51%、ホームセンターのジョイフル本田(同・茨城県土浦市)とアークランドサカモト(同・新潟県三条市)がそれぞれ24・5%出資して2001年8月に設立された。
 
 4~9月期は、店舗の大型改装やペット売場などでの特色あるイベント開催によって来店客数と売上高は増加。しかし、同業他社や異業種との競争激化、客単価が減少したことに加え改装経費の増加で減益になった。
  
 部門別売上高は、次の通り。(売上高、前期比、構成比の順)
◇資材 24億5300万円 99・3% 29・4%
◇日用品 20億5700万円 100・1% 24・7%
◇レジャー 17億3700万円 107・7% 20・8%
◇ガーデン 8億600万円 100・9% 9・6%
◇インテリア 7億1500万円 101・3% 8・6%
◇RE事業 5億4100万円 105・9% 6・5%
◇その他 3500万円 97・2% 0・4%
 
 2016年3月期に向けて、海外商品等のオリジナル商品や新商品の販売拡大により利益改善を進めるほか、お客に支持される売場提案、サービス、接客強化を実施する。イベントや催事、実演などお客の来店動機を高めて来店客数を増加させることにしている。


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