道内に基盤を置く上場SM(スーパーマーケット)3社の6月度売上高は、日曜日が昨年より1回少なかったことと天候不順で振るわなかった。消費増税による変調が峠を越してきたばかりだが、その勢いにブレーキがかかった格好だ。(写真は、6月26日にリニューアルしたマックスバリュ北海道の「ザ・ビッグ エクスプレス栄町店」)
アークス(本社・札幌市中央区)の売上高は、全店が前年6月比99・4%、既存店が同97・9%。客数は全店が同101・4%、既存店が同99・5%。客単価は全店が同98・0%、既存店が同98・4%。客数より客単価が低いのは、買い上げ点数が減少しているためと思われる。
マックスバリュ北海道(同・同)は、新店がこの1年間でなかったためすべて既存店での集計になるが、売上高は前年同月比104・4%。3月こそ昨年の駆け込み需要の反動で100%を切ったが、4月以降は100%超えを継続。SM3社の中で唯一、既存店売上高が前年超えをした。
北雄ラッキー(同・同市手稲区)の売上高は、全店が同101・3%、既存店が同96・6%だった。客数は全店ベースで同99・9%、客単価は同101・4%になった。「低温で衣料や飲料水が伸びなかった」(広報)という。