イトーヨーカ堂(本社・東京都千代田区)の大型ショッピングセンター(SC)、アリオ札幌(札幌市東区)がきょう27日にリニューアルオープンする。目玉は、北海道産の土産品や食材を集めた「アリオマルシェ」の初登場。イトーヨーカドー店舗としては珍しい地場カラーを強調した売場を作った。(右のサッポロビール園に隣接してアリオ札幌が営業している)
アリオ札幌は2005年11月、サッポロビール園に隣接してオープン、今年が開業10周年。3月からモール部分のテナント入れ替えなどを行ってきたが、イトーヨーカドーの直営部分のリニューアルも完了、27日に全館リニューアルオープンを迎えた。
1階食品売場に全国のアリオSCとしては初の「アリオマルシェ」をオープン。北海道のスイーツやチーズ、オードブル、ワインなど「こだわりの美味しい」をコンセプトに約1000品目を揃えた。広さは約40坪だが、他のヨーカドー店舗にはない特色あるコーナーに仕上がっている。
また2階の玩具売場では新たに地域最大級の「サンリオコーナー」を導入、子供寝具やタオルなどを関連させ、親子で楽しめるキッズコーナーとしてリニューアルした。3階の服飾売場では、かばん専門店の「エースショップ」を新規導入した。
先行してリニューアルしていたモール部分には、ファッションから雑貨、飲食で北海道初進出を含む15ショップを新規リーシングして合計115店舗とした。新たにオープンしているのは、キッズ・ジュニアの人気ブランド「ベビードール」「アルジー」、ファミリーレストランの「サイゼリヤ」など。
リニューアルオープンセールとしてイトーヨーカドーは27日(水)から31日(日)までの5日間、アリオモールでは29日(金)から6月7日(日)までの10日間セールを実施する。
(写真は、イトーヨーカドー1階食品売場に設けた『アリオマルシェ』)