ドラッグストアのツルハ(本社・札幌市東区)とサッポロドラッグストアー(同・同市北区)が12日(木)に相次いで新規店舗をオープンさせる。いずれも居抜きによる出店。道内のドラッグ2社による出店競争は昨年から激しくなっており今後もつばぜり合いが続きそうだ。IMG_3439(写真は、ツルハ北野店)
IMG_3441(写真は、サッポロドラッグストアー伏古10条店)
 
 ツルハの新店は、札幌市清田区の「北野店」(北野7条5丁目)。今年1月27日で閉店した北雄ラッキー(本社・札幌市手稲区)の「北野店」とサッポロドラッグストアーの「ラッキー北野店」がテナント出店していた建物(山田ビル)のサツドラ店舗跡約700㎡を利用して出店する。ラッキーが使用していたスペースは空き状態になっている。
 
 サツドラの新店は、札幌市東区の「伏古10条店」(伏古10条5丁目)。札樽道高架下を走る新道沿い南側で北電札幌統括電力センターの西側。昨年3月末に撤退したアミューズメント施設「タイトーステーション札幌新道店」跡への出店で、隣接して文教堂新道店が営業している。広さは約1200㎡。
 
 ドラッグストアの店舗では、売上げに占める食品や日用雑貨の比重が高まっており、ツルハは3846億円の売上高のうち食品は509億円で13・2%、日用雑貨は1171億円で30・4%を占めている(2014年5月期)。サツドラは494億円の売上高のうち食品の比重は177億円で35・8%(14年2月期)。


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