ホクレン商事(本社・札幌市北区)は、同社が展開する食品スーパー2店舗に電気自動車用急速充電器を設置、3月31日までお試し期間として無料サービスを行っている。札幌市内の食品スーパーなどで電気自動車用急速充電器を設置しているのは、北雄ラッキー(同・同市手稲区)、北海道ファミリーマート(同・同市中央区)に次いで3社目になる。(写真は、ホクレンショップ49条店に設置された急速充電器)
ホクレン商事は、次世代自動車充電インフラ整備促進事業補助金とEV(電気自動車)4大メーカーの支援金を活用して、「ホクレンショップ49条店」(同市東区北49条東15丁目)と「ホクレンショップFoodFarm屯田8条店」(同市北区屯田8条10丁目)に急速充電器を設置した。
急速充電器では約30分間で8割の充電が可能で、買い物時間を利用して充電できる。2店舗を選んだのは来店客数が同社店舗の中で多いため。
3月31日までは毎日10時から18時まで利用でき、その期間中はお試し期間として無料。4月以降は、店舗の営業時間中(49条店は10時~24時、屯田8条店は10時~22時)の利用で有料になる。
ホクレン商事では、「来店動機に繋がると考えて設置した。当面2店舗で運用し利用頻度などを考慮して設置店舗を増やすかどうか検討する」(店舗事業本部)としている。
札幌市内では、北雄ラッキーが7店舗に設置済みで道ファミリーマートは12店舗に順次設置していく予定。2014年8月末現在で、札幌市内の登録EV台数は481台。