アークスがベルプラスを経営統合、岩手県シェアは40・2%でイオングループとダブルスコア超の引き離し

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DSCN3545 アークス(本社・札幌市)は、9月1日付でベルプラス(同・岩手県盛岡市)を株式交換により経営統合、新生アークスグループが誕生した。これによってアークスグループの東北エリアでの売上高は2000億円が視野に入り、東日本での基盤固めが一層進むことになる。今回の経営統合によって同グループの店舗数は318店舗(道内204、青森県35、岩手県69、秋田県2、宮城県8)になり、2015年2月期は売上高4800億円と5000億円が目前になる。(写真は、ベルプラスが東北で展開するビッグハウス)
 
 ベルプラスは、アークスの中核会社、ラルズの発展の原動力になった業態である『ビッグハウス』の生みの親。ベルプラスで生まれた『ビッグハウス』を大きく育てたのがラルズだった。また、ベルプラスは協同組合ベルセンターが母体になっており、そのベルセンターは現在はアークスグループに入っているジョイスの創業者が提唱して設立した組織。そのトップである遠藤須美夫氏はジョイス創業者夫人の弟ということもあって、ジョイス社長を務める小苅米秀樹氏の叔父にあたる親戚関係という縁もあった。
 
 ベルプラスは、岩手県に18店舗、宮城県7店舗の合計25店舗を展開、従業員数は1人8時間換算したパートナー社員1133人を含み1683人。
 
 ベルプラスのアークス入りで東北エリアで2000億円を目指す体制が構築できたことになる。なお、青森県では27・5%のシェアをもち第2位で15・1%のシェアを持つイオングループと10ポイント以上引き離し、岩手県では40・2%でイオングループの14・9%を大きく上回ることになる。
 ベルプラスは2年後にもジョイスと合併する予定で東北エリアでの運営体制をさらに強化していく考え。
(※アークスのベルプラス統合についてのリリースは、右欄のアークスバナーをクリックし最新更新情報をさらにクリックすると詳細情報が閲覧できます)

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