イオン北海道の7月度売上高は既存店98・8%、食品部門は好調持続で101・2%

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 イオン北海道(本社・札幌市)の7月度売上高は、既存店合計が対前年同月比98・8%、全店合計が同99・8%で消費増税後、3ヵ月連続で前年同月割れになった。食品部門は前年同月をクリアしているが、衣料部門と住居余暇部門が戻っていない。
 
 同社が6日公表した7月の月次売上高によると、衣料部門が既存店で対前年同月比94・8%、全店でも同94・8%と落ち込んだ。6月の天候不順による80%台に比べると回復しているが依然として売上げは伸び悩んでいる。
 
 食品部門は、既存店で同101・2%、新店を含む全店で同103・0%と堅調。消費増税後の5月以降、既存店も前年同月超えを続けている。コンビニ型食品スーパー「まいばすけっと」も着実に店舗数を増やしており全店売上げを押し上げる効果が出ている。
 
 住居余暇部門は、既存店で同95・5%、全店で同95・7%。増税後の5月、6月、7月と各月ごとに回復してきているが前年を割り込んだ状態。

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