北雄ラッキー(本社・札幌市)の7月度売上高は、既存店で前年同月比99・3%、全店で同99・2%だった。今年の7月は昨年の7月に比べて日曜日が1日少なかったため実質的には前年同月を超えているとみられる。同社の毎月の売上高は、前年同月比100%前後で推移しており、安定した売上げを確保している。(写真は、札幌市手稲区の星置店に隣接している北雄ラッキー本部)
 
 7月度は後半の天候不順などの影響を受けて衣料品部門は既存店で96・2%と低調。食料品部門は、99・6%だった。食料品を扱っている店舗は全34店舗中、26店舗でそのうち半分以上は100%を超えており、とりわけ遠軽店、栗山店、岩内店の伸びが高かった。
 
 食料品が好調なのは、同社のMD(マーチャンダイジング)がうまく噛み合っているため。焼肉や鰻の販売が好調だったほか、気温が高い日の品揃えなどタイミング良く売場のMDを変更していることが消費者の購買意欲を高めている。


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