イオン北海道、路線バスWAON決済で「北海道公共交通利用促進運動」表彰

交通・運輸

 イオン北海道(本社・札幌市白石区)が、釧路市や帯広市、紋別市で実施しているイオンの電子マネー「WAON」を活用した路線バス運賃決済サービスの取り組みが評価され、北海道鉄道活性化協議会(会長・鈴木直道道知事)から「北海道公共交通利用促進運動」表彰を受けた。(写真は、7月30日に道庁で行われた「北海道公共交通利用促進運動」表彰式。左から青栁英樹イオン北海道社長、中野祐介副知事=イオン北海道提供)

 イオン北海道では、2018年5月から釧路市などで路線バスの「WAON」決済を順次導入。19年2月からは全国で初めて、多区間運賃路線で「WAON」決済サービスを始め、現在は「くしろバス」、「阿寒バス」、「十勝バス」、「北紋バス」の10路線で「WAON」が利用できる。
 19年10月には「イオンモール釧路昭和」の施設内にバス待合所を開設、バスの待ち時間や到着予定が分かるデジタルサイネージ(電子掲示板)も設置、20年6月には「イオン帯広店」にもデジタルサイネージを設置した。こうした取り組みが評価され、今回、北海道鉄道活性化協議会より「北海道公共交通利用促進運動」の表彰を受けた。

「北海道鉄道活性化協議会」は、道内公共交通の利用促進を目指して19年度から「北海道公共交通利用促進運動」を行っている。この運動には道内370の市町村と企業・団体が参加(20年6月末時点)しており、イオン北海道も19年5月からパートナー企業として参加している。
 なお、今回、音威子府若手まちづくりグループ「nociw(ノチウ)」も表彰を受けている。

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