札幌商工会議所が2018年1月から「さっぽろラーメンタクシー」の認証制度を始める。ドライバーに市内のラーメン店で試食してもらい、レポートを提出したドライバーを札商が「さっぽろラーメンタクシー」として認定、ステッカーと認証状を交付するもの。タクシーのおもてなし向上とラーメン店への集客を図り観光振興に結び付ける。IMG_4512(写真は、JR札幌駅で乗客を乗せて発車を待つタクシー。来年1月からラーメンタクシーが登場する)

 札商では、9月からこの事業に参加してもらうラーメン店を50店ほど募集、10月にはタクシードライバー200人も募集する。11月にタクシードライバーによるラーメンの試食をスタート、一定数以上のラーメンを食べ比べして札商にレポートを提出。レポートを審査したうえで札商が「さっぽろラーメンタクシー」として認定する。

 実施主体は、さっぽろラーメンタクシー実行委員会(事務局・札商)で北海道観光振興機構、札幌市、札幌観光協会、札幌ハイヤー協会などが協力する。事務局では一般公募で9月29日までロゴマークを募集する。
「さっぽろラーメンタクシー」が実際に走り始めるのは来年1月から。乗客の好みに合わせて美味しいラーメン店を紹介してくれるタクシーはありがたい存在になりそうだ。


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