道内7信用組合で組織する一般社団法人北海道信用組合協会(略称・道信協)は、「しんくみピーターパンカード」の利用金額の一部30万円を、公益財団法人北海道肢体不自由児者福祉連合協会に寄付した。寄付は、2023年8月30日に、今回の贈呈式の当番信組である北央信組本店(札幌市中央区)で行われた。(写真は、「しんくみピーターパンカード」寄付金贈呈式。左から北海道肢体不自由児者福祉連合協会・清水誠一会長、北央信組・畠山則和専務理事=道信協提供)

 道信協では、全国信用協同組合連合会(略称・全信組連)とオリエントコーポレーション(本社・東京都千代田区)が提携して発行しているクレジットカード「しんくみピーターパンカード」の道内利用額の一部を、2002年から年2回、児童福祉施設などに寄付している。輪番制で当番になる金庫が道内7信組を代表して贈呈しているが、今回は北央信組が、北海道肢体不自由児者福祉連合協会に寄付した。

 同連合協会は、北海道での肢体不自由児者の福祉の向上に寄与する活動を目的に、肢体不自由児者の自立と連帯、療育などに関する事業を行っている。

 贈呈式では、北央信組の畠山則和専務理事から同連合協会の清水誠一会長に目録が贈呈された。同連合協会では、肢体不自由児者の養育キャンプ事業やレクリエーション活動推進事業の費用に充当する。道内での「しんくみピーターパンカード」寄付金の贈呈は2002年から43回目で、寄付金の総額は1042万円。



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