一般社団法人北海道信用組合協会(略称・道信協)は、加盟信用組合が扱っているクレジットカード「しんくみピーターパンカード」の利用に応じて各信組が拠出する寄付金20万円を社会福祉法人侑愛会(本部・北斗市)の児童発達支援事業所おしま地域療育センター(函館市石川町41番地2)に贈呈した。寄付金の贈呈は、年2回実施しており、今回は2018年度の下期分。(写真は、おしま地域療育センターで行われた贈呈式。左から函館商工信組の山本富靖理事長、侑愛会の大場公孝理事長=道信協提供)

 全国の信組の業界団体、全国信用協同組合連合会(全信組連)は、難病や障がいを持つ子どもたちの育成という社会貢献活動の一環として、オリエントコーポレーション(本社・東京都千代田区)が発行するピーターパンカードを取り扱っている。

「しんくみピーターパンカード」と呼ばれるこのカードを利用すると、利用額の0・5%を各信組が拠出して寄付金になる仕組み。道信協に加盟する7信組が輪番制で地元福祉団体を推薦、寄付金を贈呈しており、18年度下期は、3月26日に函館商工信組(本店・函館市千歳町9番6号)の山本富靖理事長が侑愛会の大場公孝理事長に寄付金を贈呈した。

 贈呈先のおしま地域療育センターは、子どもたちの社会性や対人関係促進を目指した活動に利用するため、ボールプールやキンダーテーブルなどの購入費用に充てる。


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