北のふるさと事業承継ファンド、立松自動車工業・協和印刷に投資実行

金融

 公益財団法人北海道中小企業総合支援センターと北海道、北洋銀行、北海道銀行、北海道信用金庫、旭川信用金庫、北見信用金庫、北央信用組合が2017年3月に設立した「北のふるさと事業承継ファンド投資事業有限責任組合」(運営者・北海道中小企業センター)は、有限会社立松自動車工業(空知郡上富良野町)と協和印刷(札幌市西区)に対して12月20日に投資を行った。(写真は、「北のふるさと事業承継ファンド投資事業有限責任組合」の出資者でもある北海道の本庁舎)

 立松自動車工業への投資は、同ファンドの9号案件。同社は、1967年7月設立の自動車整備会社。現代表取締役の立松雅幸氏から後継者の半澤佳寛氏への親族外事業承継にあたり、同ファンドが同社の株式を取得、半澤氏による株式取得が可能になるまで一時保有する。

 投資額は、株式取得費の699万4824円。投資期間は7年間、投資期間中に北海道中小企業総合支援センターが専門家派遣や補助金制度の活用などによって経営を支援する。

 協和印刷への投資は、同ファンドの10号案件。同社は1963年7月設立の印刷業。現代表取締役の大矢仁氏から後継者の平間勝彦氏並びに埴渕信弘氏への親族外事業承継にあたり、同ファンドが協和印刷の株式を取得、一時保有する。

 投資額は、株式取得費の2097万5200円。投資期間は10年間、立松自動車工業と同じく、投資期間中は、北海道中小企業センターによる専門家派遣、補助金活用などによって経営を支援する。

 同ファンドの規模は5億円、投資上限額は3000万円、投資期間は10年以内。申し込み期限は2023年3月31日まで。今回の投資で10号となり、投資総額は1億3477万3480円。

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