北洋銀行(本店・札幌市中央区)の円山社宅(同市同区大通西28丁目)跡地が東急不動産(本社・東京都渋谷区)に売却された。円山公園に隣接する一等地で、閑静な住環境。東急不動産は、円山地区でマンション建設を進めており、今回取得した土地もマンションになりそう。(写真は、東急不動産に売却された北洋銀円山社宅跡地)
北洋銀行の円山社宅は、破綻した北海道拓殖銀行の社員寮を1998年に取得したもので4階建て2棟。老朽化に伴い建物を取り壊して土地を売却することにして、6月から解体工事に着手。8月末に更地になっていた。敷地面積は約3165㎡。
同行は、7月中に入札を実施して東急不動産が優先交渉権を得て協議、10月31日付けで売買が完了した。売買金額は非公表。なお、土地の用途地域は、第一種中高層住居専用地域で27mの高度地区。
東急不動産は、円山地区でマンション建設を進めており、既に完成した物件には「ブランズ円山」(南6西26、46戸)がある。建設中の物件には「円山ザ・レジデンス」(北5西27、133戸)、「ブランズ円山北6条」(北6西27、72戸)がある。