一般社団法人北海道信用組合協会は、9月3日の「しんくみの日」に合わせて道内の信組が取り扱っている「しんくみピーターパンカード」の利用に伴う寄付金23万円を社会福祉法人釧路まりも学園に贈呈した。同協会による「しんくみピーターパンカード」寄付金は2002年以降で累計720万円になった。(写真は、9月2日に行われた贈呈式。釧路信組・坂井俊次理事長=左から釧路まりも学園・松原久幸理事長に目録が手渡された=道信組協会提供)
信組の全国組織である全国信用協同組合連合会は、1994年にオリエントコーポレーションと提携、「しんくみピーターパンカード」を全国の信組で取扱い始めた。顧客がこのカードを使って買い物をすると利用額の0・5%相当がカード利用者の負担なく寄付金として積み立てられ障害や難病と闘っている子どもたちや家族の支援に寄付される。
全国のブロックごとの信組協会がその地域の信組顧客が利用した「ピーターパンカード」寄付金をまとめ、ブロックごとに社会福祉団体などに寄付しており、道内では北央、札幌中央、十勝、釧路、空知商工、函館商工の6信組が、02年以降半期ごとに当番の信組を決めて寄付してきた。
今回は釧路信組が社会福祉法人釧路まりも学園に23万円を寄付。2日に同学園で行われた贈呈式で釧路信組の坂井俊次理事長から同学園の松原久幸理事長に目録が手渡された。同学園では、児童養護施設釧路まりも学園への入園児童が利用するカラーボックスや修学旅行などで利用するスポーツバッグ等の備品類の購入に充てる。
なお、道内信組の「しんくみピーターパンカード」寄付金は、02年以降29ヵ所、累計720万円になった。