道内の6信用組合が取り扱っている「しんくみピーターパンカード」の利用によって積み立てられた寄付金20万円が、社会福祉法人羊ヶ丘養護園が運営する児童養護施設羊ヶ丘養護園に贈呈された。「しんくみピーターパンカード」の利用による寄付金は、年2回、道内各地の児童養護施設などに贈呈されており、2002年以降の累計は、贈呈先が30ヵ所、総額約737万円になった。P1000401(写真は、しんくみピーターパンカードの寄付金20万円の目録贈呈式。右は札幌中央信組の浅山廣司理事長、左は羊ヶ丘養護園の三浦伸子園長=北海道信組協会提供)

「しんくみピーターパンカード」は、1994年に全国信用協同組合連合会が信販会社のオリエントコーポレーションと提携して全国の信組で取扱い始めたクレジットカード。このカードを使って買い物をすると利用額の0・5%相当がカード利用者の負担なく寄付金として積み立てられ、障害、難病と闘っている子どもたちやその家族の支援に寄付される。
 
 北海道では一般社団法人北海道信用組合協会が「しんくみピーターパンカード」の寄付金をまとめ、02年以降は北央、札幌中央、十勝、釧路、空知商工、函館商工の6信組が半期ごとに当番信組を決めて寄付金を贈呈してきた。
 
 今回の贈呈先は、児童養護施設羊ヶ丘養護園で、3月15日に当番信組の札幌中央信組・浅山廣司理事長から三浦伸子園長に目録が贈呈された。寄付された20万円は、子ども達の自転車置き場の設置費用に利用される。
 北海道信組協会は、「今後も子どもたちの心身の健やかな育成に向けてこの活動を継続していきます」と話している。



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