北央信用組合(本店・札幌市中央区)は、琴似支店(同市西区琴似1条1丁目6―8)を移転新築するとともに老朽化している円山支店(同市中央区北5条西23丁目1―1)を統合する。新しい琴似支店の営業は10月13日(火)から。DSC_7537(写真は、10月13日から営業を開始する北央信組琴似支店)

 北央信組は、1952年に札幌専売信組として発足、その後名称を専和信組に変更。北海道拓殖銀行の破綻など不良債権問題が金融不安を招いた当時、カブトデコム融資などが焦げ付き破綻した共同信組、千歳信組を99年12月に引き継いだほか2002年5月には本間興業向け不良債権などで破綻した旭川商工信組の事業も譲り受け、現在は道内7信組の中で預金量1860億円の最大信組。
 
 本店(中央区南1条西8丁目)は62年に建設され築後50年以上経過しているが、それ以上に老朽化が進んでいる支店の建て替えを優先。これまでに菊水支店(11年)、美園支店(13年)、北支店(14年)を建て替えてきた。今回の琴似支店は、現在地から同区二十四軒3条4丁目2―18に移転新築するもので66年に建てられた円山支店を統合する。
 北央信組は、旧共同信組本店跡地(中央区南1条西5丁目)を所有、現在は時間貸し駐車場用地として利用しているが、近い将来にはここに新本店を建設する予定。


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