北洋銀旧本店がウインドウシアターに、池内が「サッポロ・ウインドウ・シアター」として企画

金融

P1080341 北洋銀行(本店・札幌市)の本店営業部が旧拓銀本店跡に建てられた北洋大通センターに移転して以降、空きフロアになっていた北洋銀旧本店営業部跡が今後1年間、サッポロ・ウインドウ・シアターとして映像を利用した都市の賑わい創出に試験的に利用される。(写真は、ウインドウシアターになった北洋銀旧本店)
 
 北洋銀旧本店営業部があったのは大通西3で、2011年1月11日に本店営業部が新設された北洋大通センター(大通西4)に移転集約した。大通公園を挟んで南側の東端から北側の西端へ移ったのだが、それ以降、旧北洋銀ビル1階は空きフロアだった。
 
 大通公園に面した一角の1階部分だけに、大通公園で行われる各種イベントで賑わいが演出される中で、この一角だけが時間が止まったような状態だった。
 
 旧本店営業部が使用していたフロアは現在も北洋銀が所有しているため、賃貸するには条件があって同じ金融機関への賃貸か公共用途としての賃貸に制限がある。
 
 今回、10月8日から13日まで開催される札幌国際短編映画祭に合わせて丸ヨ池内が企画して1階のウインドウスペースを使い『サッポロ・ウインドウ・シアター』として利用することになった。同映画祭は札幌市が後押ししている公共的イベントで北洋銀もスポンサーとして支援している。
 9月26日に開所式が行われ、開催までの期間、映画祭のプロモーション映像が流されている。ウインドウシアターは今後1年間使用され映像と都市の賑わいの実験スペースになる。

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