北海道キリンビバレッジ、安平町立早来学園にベルマーク1万7千点寄贈 

経済総合

 北海道キリンビバレッジ(本社・札幌市中央区)は、北海道のキリンビールやキリンビール千歳工場など、グループ各社が集めたベルマーク約1万7000点を安平町立早来学園(勇払郡安平町)に寄贈した。(写真は、ベルマーク贈呈式=北海道キリンビバレッジ提供)

 北海道キリンビバレッジは、2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震の翌年から、復興支援として旧町立早来中学校にベルマークを寄贈してきた。2023年4月に早来中と安平小学校、追分小学校、遠浅小学校の4校が統合して、義務教育学校「早来学園」が誕生後も寄贈を継続してきた。今回の寄贈は、7回目で、北海道キリンビバレッジでは今回で寄贈を終了する。

 贈呈式は、2025年12月1日、同学園で行われ、北海道キリンビバレッジの岡本恭輔社長が、同学園の網代健男校長と児童代表の吉岡龍彦さんに、ベルマーク1万7337点の目録を手渡した。今回の寄贈分は、体育授業用のバスケットボール購入費用に充てられた。2019年からの累計は14万9144点となり、これまでに野球部のキャッチャープロテクターの購入など部活動の用具購入などに充てられたという。

 網代校長は、「寄贈もさることながら、胆振東部地震の被災についても覚えてくださっていることに深く感謝します。子どもたちも元気よく過ごしているので、寄付をいただいたことでさらに頑張っていきたい」とお礼の言葉を述べた。児童会代表の吉岡さんは、「震災から今までたくさん寄贈していただきありがとうございます。今年は後期課程の体育授業用のバスケットボールを購入させてもらった。大切に使わせていただきます」と話した。北海道キリンビバレッジの岡本社長は、「学園生活を楽しんでいただけるようお役に立てればと思う。皆さんの笑顔がベルマーク活動の力になります」と語った。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER