「あさひかわ菓子博2025」が、2025年5月30日に開幕した。和菓子を中心に、洋菓子・ スナック菓子なども含めた日本最大級のお菓子の祭典。1911年からほぼ4年に1回、全国で開催されてきた菓子博。28回目の今回は、コロナ禍の影響もあって、前回の伊勢市開催から8年ぶりの菓子博で、北海道での開催は、57年ぶりの開催。(写真は、「全国スイーツマーケット」会場)
「あさひかわ菓子博2025」は、食の未来を担う日本の食料生産基地であり、和菓子と洋菓子という、ジャンルを超えて愛される地域性の文化が育まれている旭川市から、お菓子の持つ「人を笑顔に、街を元気にする」力を広く発信、お菓子文化が担う役割と可能性を感じてもらうのが、テーマになっている。
(写真は、大会長・全国菓子工業組合連合会理事長の長沼昭夫きのとや会長=右と実行委員長の水上崇三葉製菓代表取締役)
会場には、大小2つのホワイトロックドームを設置、お菓子の包み紙で折られた折り鶴の展示のほか、お菓子が原料からどのように作られていくかを描いたプロジェクションマッピングが、ドーム内に投影される。また、約90体の大型工芸菓子や全国から応募された菓子を審査、受賞商品を展示するほか、お菓子の実演の見学・試食コーナー、大人から子どもまで楽しめる参加・体験型ブース、飲食コーナーなどが並ぶ。さらに、全国でその地域でしか買えない、約1000品のお菓子を揃えた全国スイーツマーケットもある。
(写真は、出品されている大型工芸菓子の一つ)
正式名称は、第28回全国菓子大博覧会・北海道「あさひかわ菓子博2025 SMILE SWEETS HOKKAIDO」。開催期間は2025年5月30日~6月15日(日)の17日間。開催時間は10時~18時(最終日は17時)。会場は、道北アークス大雪アリーナ(旭川大雪アリーナ)、道の駅あさひかわ(旭川地場産業振興センター)、旭川市大雪クリスタルホール。主催は、実行委員会(北海道菓子工業組合、旭川市ほか)。入場料は、大人1500円、中学・高校生1200円、小学生800円。
(写真は、協賛企業PRコーナー)