すかいらーくホールディングス(HD、本社・東京都武蔵野市)の事業子会社、すかいらーくレストランツ(同・同)は、北海道で1店舗のみ展開している「とんから亭札幌白石本通店」(札幌市白石区本通12丁目南4番13号)を、2025年5月18日(日)に閉店する。オープンしたのは、2024年6月12日で、1年を経ずに営業終了となり、業態を変更するとみられる。(写真は、「とんから亭札幌白石本通店」)
「とんから亭」は、とんかつ・から揚げ専門店で、2025年3月末現在で、全国に32店舗を展開している。そのうちの1店舗で、北海道では唯一の店舗「札幌白石本通店」は、から揚げ専門店「から好し」の「札幌白石本通店」から業態転換した店舗。「から好し札幌白石本通店」は、同じすかいらーくレストランツが運営する中華料理ブランド「バーミヤン」とのコラボ店舗として、2021年7月、ほぼ同時にオープンした。「から好し」は、営業期間3年で「とんから亭」に業態転換したが、「とんから亭」は、1年を経たずに閉店し、業態転換する見通し。
どの業態に転換するのかは未定だが、候補の一つは、すかいらーくHDが2024年10月にM&Aした資(すけ)さん(本社・北九州市小倉南区)が展開する「資さんうどん」。すかいらーくHDは、2025年12月期に、全国で21店舗の「資さんうどん」を出店する計画で、そのうち12店舗は、既存ブランドからの業態転換としている。うどんチェーンは、「丸亀製麺」「はなまるうどん」が道内でも知られているが、「資さんうどん」が道内に初上陸にすることになれば、話題を集めそうだ。