「スポーツクラブNAS東札幌」16年間の営業終了

経済総合

 スポーツジム・フィットネスクラブの「スポーツクラブNAS東札幌」(札幌市白石区)が、2024年10月31日(木)で営業を終了する。これによって、道内の「スポーツクラブNAS」は2店舗になる。(写真は、2024年10月31日に営業を終了する「スポーツクラブNAS東札幌」)

「スポーツクラブNAS」は、大和ハウス工業(本社・大阪市北区)の100%出資子会社、スポーツクラブNAS(同・東京都港区)が運営している。「東札幌」は、大和ハウス工業が、2008年11月21日にオープンさせた大型商業施設「イーアス札幌」(現「ラソラ札幌、札幌市白石区東札幌4条1丁目1-1)のBタウン2階に同時オープンした。

「イーアス札幌」は、2017年4月に米国の投資会社、ラサール・インベストメント・マネージメント・インク(米国イリノイ州)が、同社の組成した特定目的会社を通じて「イーアス札幌」を取得、管理運営はJLL日本(ジョーンズラングラサール)が担うようになった。2018年4月から施設名称が、「ラソラ札幌」に変わった。

「スポーツクラブNAS」は、事業継続について検討をしてきたが、2024年7月に同年10月末での閉店を決めていた。これによって、「イーアス札幌」オープン当初から16年間で営業を終了する。施設内にプールや大浴場、大型ジャグジーなどを備えた本格的なスポーツジム・フィットネスクラブだった。

 今回の閉店により、道内の「スポーツクラブNAS東札幌」は、「NAS札幌」(札幌市西区、旧西友西町店=現イオン札幌西町ショッピングセンター4階)と、北4東6市街地再開発事業で2022年3月にオープンした超大型総合クラブ「NAS Vit Park札幌」(同市中央区)の2店舗になる。なお、NASは、前身の日本体育施設運営(Nippon Athletic Service)の頭文字から引用されたもの。

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