北海道の総合建設会社田中組、本社ビル新築を計画

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 北海道の総合建設会社である田中組(本社・札幌市中央区)は、本社ビルの移転新築を計画している。現本社は竣工から50数年が経過しており、老朽化していることから、新本社を移転新設する。(写真は、田中組の新本社建設用地)

 田中組は1902年に旭川で創業、120年の歴史を持つ総合建設会社。2023年3月期の売上高は約107億円、従業員数は180人(2023年5月1日現在)。1970年に札幌市中央区北6条西17丁目に本社を移転、現在に至っている。

 新本社は、北6条西11丁目に建設する。建設場所は、現本社から600mほど東側に位置し、繊維製品製造・卸、札幌ミヤコの社屋や民家があった場所。昨年から更地になっていた。田中組は、敷地面積約676坪(2231・39㎡)のうち、建築面積として約205坪(676・54㎡)を使って鉄筋コンクリート造、地上6階建ての建物を建設する計画。延べ床面積は約1128坪(3725・29㎡)、建物の高さは25・562m。着工は、2024年10月頃を予定している。建築主は田中組、設計、監理は田中組一級建築士事務所、施工は田中組。

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