弁当・惣菜「農家の息子」、路面店の「栄町店」営業終了

経済総合

 札幌市東区の地下鉄東豊線栄町駅近くにある、弁当・惣菜のテイクアウト専門店「農家の息子栄町店」(北41条東15丁目3ー15のコーポ森1階)が、2024年3月31日(日)で閉店する。オープンから3年半で営業を終了する。(写真は、2024年3月31日に閉店する「農家の息子栄町店」)

「農家の息子」はCOTOTORI(コトトリ=旧社名アイビック、本社・札幌市西区)が展開している、旬の食材を使った弁当・惣菜の専門店。札幌市内の百貨店や商業施設内のインショップ展開が中心だったが、2020年から郊外などで路面店展開を開始。同年6月19日に「南郷7丁目店」(白石区)、8月7日に「中の島店」(豊平区)、9月12日に「山鼻店」(中央区)、10月30日に「栄町店」を相次いで出店した。2023年6月30日には「手稲駅前店」(手稲区)を出店、駅ナカ展開も始めた。

 しかし、路面店に関しては、2023年4月30日に「南郷7丁目店」、「山鼻店」を同時閉店。今回の「栄町店」閉店で、路面店は「中の島店」の1店舗になる。なお、百貨店内や商業施設内、駅ナカの8店舗は、従来通り営業を続ける。弁当・惣菜の専門店として定着している「農家の息子」だが、路面店展開では苦戦を強いられたようだ。

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