設置台数地域最大を謳っていた、北広島市栄町1丁目4-1のパチンコ店「PANDORA北広島店」(パチンコ317台、スロット222台)が、2024年2月25日に閉店した。北広島市内では、2021年以降で今回の「PANDORA」を含め3店舗が閉店しており、営業店舗は2店舗に減少した。(写真は、2024年2月25日に閉店した「PANDORA北広島店」)
「PANDORA北広島店」は、「コープさっぽろエルフィン店」が入っている建物の2階で営業していた。この建物は、旧ダイエーが1992年にオープンさせた倉庫型ディスカウントストア「ハイパーマート北広島店」で、旧ダイエー系列だったパンドラ(本社・東京都板橋区)は2000年にオープン。その後、「ハイパーマート北広島店」は退店、2002年11月に「コープさっぽろエルフィン店」が核店舗になった。
パンドラは、旧ダイエー系からアメニティーズ(本社・長野県東御=とうみ=市)傘下になり「PANDORA北広島店」の営業を継続してきたが、このほど24年間の営業を終了した。パンドラは、札幌市内の旧「ダイエー手稲店」(手稲区)が閉店した後の併設建物内に1996年、「PANDORA手稲店」をオープンさせたが、こちらの店舗は2023年8月16日に閉店している。今回の「PANDORA北広島店」の閉店によって、パンドラの運営するパチンコ店は道内ゼロになり、道外の9店舗になった。
北広島市内では、2021年8月末に「ひまわり北広島店」が閉店、2023年3月15日には虹ヶ丘地区の「ATLAS虹ヶ丘店」が閉店しており、今回の「PANDORA北広島店」の閉店で、営業店舗は「ダイナム北海道北広島店」、「パーラー恵み野きたひろ店」の2店舗に減った。なお、「ひまわり北広島店」跡には、体験型アウトドアショップの「キャンパーズアンドアングラーズ北広島」が入り、「ATLAS虹ヶ丘店」跡には、北海道交運事業協同組合が社屋や車両基地として利用する予定になっている。