回転寿司「スシロー」を展開するFOOD&LIFE COMPANIES(本社・大阪府吹田市)の子会社あきんどスシロー(同・同)は、2023年11月30日(木)をもって「スシロー釧路店」(釧路市鳥取大通2丁目2-1)を閉店する。同店は、2022年9月1日にオープンしたばかり。1年3ヵ月でのスピード閉店になる。(写真は、「スシロー」の店舗看板)
あきんどスシローは、全国で新規出店を行う一方で、閉店も進めている。2023年に入って以降、9月末までに全国で7店舗を閉店した。11月12日(日)には「東大阪花園店」(東大阪市)、同月30日には「釧路店」のほか、「狭山店」(大阪府狭山市)、「戸塚深谷店」(横浜市戸塚区)も閉店する。これによって、今年に入ってからの閉店は11店舗になる。
中でも「釧路店」閉店の意味は大きい。同店は、昨年9月1日にオープンしており、閉店までの営業期間は15ヵ月。15ヵ月というのは、あきんどスシローが、店舗の扱いを新店と既存店に分ける境目の月。「釧路店」は、厳密に言えば既存店の扱いに入るが、事実上は新店の扱いだ。つまり、「釧路店」閉店は、新店扱いのまま閉店することになる。
釧路市内で営業している全国系回転寿司チェーンは、ゼンショーホールディングス(本社・東京都港区)の子会社、はま寿司(同・同)が展開する「はま寿司」の「釧路鳥取大通店」(鳥取大通2丁目6-7)、「釧路愛国店」(愛国東1丁目11-4)の2店舗と「スシロー釧路店」だった。「スシロー釧路店」の閉店で、以前の「はま寿司」は2店舗体制に戻る。