コメダ(本社・名古屋市東区)が、旭川市内に2店舗目となる「コメダ珈琲店」を2023年9月中旬に開業する。FC(フランチャイズ)店舗で、業務用カラオケやアミューズメント施設を運用する旭川第一興商(本社・旭川市)が事業主となる。(写真は、建設中の「コメダ珈琲店旭川旭神店」)
旭川市内の「コメダ珈琲店」1店舗目は、2020年2月、パチンコ店や飲食店を経営するトーエーホールディングス(本社・旭川市)のグループ会社で、不動産賃貸業などを手掛けるトーテム旭川(同・同)が、一条買物公園のアッシュビル1階に開業している。
旭川第一興商によるコメダ珈琲店のフランチャイズ開業は、釧路郡釧路町(イオン釧路内)、帯広市、北見市に次いで4店舗目。建設場所は旭神町2条3丁目。2、3年前までは賃貸の物置(コンテナ)が営業したが、その後、撤去されていた。向かいには「ローソン旭川旭神2条店」がある。
旭川空港へと向かう道道沿線には、「コープさっぽろツインハープ店」、「回転すしトリトン旭神店」、「シャトレーゼツインハープ店」、「もち吉旭川店」などが営業しており、交通量が多い立地。敷地面積は約400坪。平屋建てで、席数は85席、駐車台数は30台。
現在、旭川市内では「スターバックス」6店舗、「ドトールコーヒー」、「タリーズコーヒー」、「むさしの森珈琲」が各1店舗営業している。コロナ禍の影響もあって、買物公園から「ドトールコーヒー」と「タリーズコーヒー」がそれぞれ1店舗撤退した。コロナ開けが本格化してきた時点で、旭川第一興商は「コメダ珈琲店」をオープンさせ、さらに店舗を増やしていく考えという。チェーン店間の競争が、ますます激しくなりそうだ。