世界的に「マクドナルド」と双璧をなす「バーガーキング」が、2023年6月2日(金)に「帯広店」(帯広市西5条南34丁目)をオープンさせる。帯広市内を含め十勝圏の1号店で、北海道の「バーガーキング」としては5店舗目になる。
(写真は、2023年6月2日にオープンする「バーガーキング帯広店」の外観と試食会時の店内)

「バーガーキング帯広店」は、いちまるホールディングカンパニー(本社・帯広市)のグループ会社、ルーキーファーム(同・同)が、ビーケージャパンホールディングス(同・東京都千代田区)とFC(フランチャイズ)契約を締結して出店。

 ルーキーファームは、自社ブランドとFCを外食事業を展開してきたが、加藤祐功社長(いちまるホールディングカンパニー社長)は、「コロナ禍を経て外食環境が変化してきたことを踏まえ、ハンバーガー事業を検討。ブランド力の強い『バーガーキング』に着目した」と言う。厳しい審査を経て昨年、FC契約を締結して店舗建設を進めてきた。

 店舗は、いちまるホールディングカンパニーの本社隣接地に立地。ドライブスルー併設店で、店舗の座席数は50席。対面レジのほかセルフレジ2台も導入した。

「バーガーキング」は、1954年に米国フロリダ州マイアミで設立されたハンバーガーチェーン。現在は、世界100ヵ国を超える国々で1万8800店舗以上を展開している。人気ナンバーワンメニューは、直火焼き100%ビーフパティ(約125g)にコクのあるチェダーチーズ2枚、クリーミーなマヨネーズとケチャップで仕上げたレタス、トマト、オニオン、ピクルスをセサミバンズで挟んだ「ワッパーチーズ」(単品690円、セット990円)。

「マクドナルド」と競う世界2番手だが、日本では店舗数が少なく、北海道でも「JR小樽駅店」(小樽市)、「札幌白石店」(札幌市白石区)、「新さっぽろサンピアザ店」(同市厚別)、「フレスポ釧路文苑店」(釧路市)の4店舗しかなかった。今回の「帯広店」オープンで、店舗数拡大に弾みがつきそうだ。



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