COTOTORI、惣菜店「農家の息子」など路面店3店舗を相次ぎ閉店

経済総合

 惣菜専門店「農家の息子」などを展開しているCOTOTORI(コトトリ、旧社名アイビック、本社・札幌市西区)は、「農家の息子」の「南郷7丁目駅前店」(同市白石区)、「山鼻店」(同市中央区)、「おやこや北13条東店」(同市東区)の3店舗を2023年4月中に閉店した。(写真は、2023年4月30日に閉店した「農家の息子山鼻店」)

 COTOTORIは2008年、円山裏参道にイタリアンレストラン「農家の息子」をオープンさせたのがスタートで、高齢者向け夕食宅配サービス、デパートでのおせち販売などを経て、2015年からデパ地下を中心に総菜専門店「農家の息子」の出店を増やしてきた。

「農家の息子南郷7丁目駅前店」(白石区南郷通8丁目北1-3、STメモリアルビル1F)は、2020年6月19日にオープンさせた路面店の第1号。また、「農家の息子山鼻店」(中央区南18条西10丁目1-20)は、同社のセントラルキッチン「山鼻厨房」に併設して2020年9月11日にオープンさせた路面店。
 今回、2店舗とも4月30日で閉店、これによって「農家の息子」は、「あべのハルカス店」(大阪市阿倍野区)を除いて道内9店舗(札幌市内8店舗、函館市内1店舗)になった。なお、路面店は「中の島店」(札幌市豊平区)と「栄町店」(同市東区)の2店舗で、他はデパ地下などのインショップ店舗。

 鶏と卵の専門店「おやこや」は2016年から展開を始めた別ブランドで、「おやこや北13条東店」(東区北13条東2丁目1-25、インペリアル13 1F)は2022年3月18日にオープンさせた路面店。しかし、2023年4月16日に閉店、1年でのスピード閉店となった。これによって、「おやこや」は札幌市内3店舗になり、路面店は「中の島店」(豊平区)のみになった。

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