今年2月に完全閉館した「天然温泉岩見沢ゆらら」(岩見沢市上幌向南1条1丁目1196-2)が2023年7月、「岩見沢温泉ほのか」に生まれ変わってオープンする。道内や千葉県で「美と癒しのスパリゾートほのか」を運営する、丸新岩寺(本社・札幌市手稲区)が営業する。(写真は、営業を休止していた頃の「天然温泉岩見沢ゆらら」=2022年12月2日午後撮影)

「天然温泉岩見沢ゆらら」は、岩見沢健康ランド跡地に2011年12月にオープンした。運営は、岩見沢市内でグループホームを運営する一条(岩見沢市)。しかし、コロナ禍の影響や原燃料費の高騰などによって、2022年11月から休業に入り、2023年2月に営業再開を断念して完全閉館した。丸新岩寺は、「天然温泉岩見沢ゆらら」を承継して、今年7月の予定で「岩見沢温泉ほのか」を開業する。多彩な岩盤浴やバレルサウナ、家族風呂、かけながし天然温泉のほか食事も提供、楽しさと癒しを兼ね備えた施設にする。

 同社は、ソフィアグループ系の「ワンディ・スパ」を承継するなどして、「美と癒しのスパリゾートほのか」を展開。現在は「北広島」、「手稲」、「苫小牧」、「清田」、「恵庭」、「狸小路」の道内6店舗のほか「千葉蘇我」、「千葉野田」に2店舗を展開している。「岩見沢温泉ほのか」は、ほのかグループ9店舗目となる。

「天然温泉岩見沢ゆらら」の土地は、三谷物産(岩見沢市)の所有だったが、2010年9月にカワムラ(同)が取得、2011年5月に合併により一条の所有となっていたが、2023年1月に丸新岩寺グループのオーブ(札幌市手稲区)が取得している。土地に根抵当権は設定されていない。



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