堀江貴文氏の発案で2020年4月から北海道広尾郡大樹町で始まった、エンタメパン屋「小麦の奴隷」の北海道FC(フランチャイズ)店舗、「上富良野店」(空知郡上富良野町丘町1丁目2-35)が、4月27日にオープンした。北海道では、FC本部を兼ねる「大樹本店」(広尾郡大樹町)を含めて7店舗目の「小麦の奴隷」になる。(写真は、4月27日にオープンした「小麦の奴隷 上富良野店」)
(写真は、同店の室木将輝店長=左とクルー)

「小麦の奴隷」は、オンラインサロンHIU(堀江貴文イノベーション大学校)のメンバーが、堀江氏の提案を受けて始めた「地方活性型エンタメパン屋」。ロケットの町、広尾郡大樹町に本社を置く、こむぎのが直営する「大樹本店」がFC本部で、2021年2月から全国に向けてFC展開をスタートさせた。
 メイン商品は「ザックザクカレーパン」。2020年と2021年にカレーパングランプリで、東日本揚げカレーパン部門で金賞を受賞したパン。その他、塩パンの「ちぎってモグモグ」、濃厚チーズケーキの「とろ生バスクチーズケーキ」などがスタンダードメニュー。

「上富良野店」は、上川郡美瑛町で美容室などを展開している企業が、FC運営する。当初は、美瑛町での出店を検討したが、旭川の「小麦の奴隷」店舗との競合が起きる可能性があるとして、隣接する上富良野町での出店となった。店舗は、ミニスーパー「まつだ」の跡を利用しており、店舗の前は「富原運動公園多目的広場」や「同テニスコート」がある。

 店長の室木将輝さん(24)は、札幌から引越して上富良野町に移り住み店長に就いた。「地域のお客さまの名前を覚えて地域密着型のお店にして、私たちクルーに会いに来てもらえるように頑張りたい」と話している。

 夏場には、敷地内の庭を利用したイートインコーナーも設け、上富良野の地場食材を利用した商品開発にも取り組み、オリジナルパンの販売も計画している。空知郡の各町への訪問販売も積極的に行う考え。

 北海道のFC1号店は「苫小牧店」(苫小牧市住吉町2丁目2-6)で、2022年4月3日にオープンした。以降、同年4月19日「富良野店」(富良野市幸町3-15)、同年5月19日「旭川旭神店」(旭川市旭神3条5丁目1-4)、同年8月1日「美幌峠店」(網走郡美幌町古梅、道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠内)、同年10月24日「余市店」(余市郡余市町富沢町9丁目8-1)がオープンしている。


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