北海道中央バス(本社・小樽市)は、3月20日(月)でフランチャイズ(FC)加盟店として運営してきた「はなまるうどん札幌南郷店」(札幌市白石区)の営業を終了する。FC期間満了に伴うもの。(写真は、3月20日に営業を終了する「はなまるうどん札幌南郷店」)
北海道中央バスは、2002年に湯めごこち「南郷の湯」を白石区南郷通14丁目北に開業、翌2003年にはなまる(本社・東京都中央区)とFC契約を締結、同じ敷地内に「はなまるうどん札幌南郷店」をオープンさせた。はなまるは、2004年の吉野家ホールディングス(同・同)との資本業務提携を経て、2006年に連結子会社になっている。北海道中央バスは、同じ敷地内に2016年にサービス付き高齢者向け住宅「マイラシーク南郷」(60戸)を開設、同社グループの施設が集積した。
同社は、2011年からリンガーハットジャパン(本社・長崎県長崎市)のFC加盟店として長崎ちゃんぽん「リンガーハット・イオン苫小牧店」(苫小牧市)を展開したが、2020年に営業を終了している。今回の「はなまるうどん札幌南郷店」閉店で、飲食のFC事業はなくなる。
北海道内の「はなまるうどん」は、札幌市内6店舗のほか旭川市内2店舗、苫小牧市内1店舗、新千歳空港内1店舗の計9店舗あり、「札幌南郷店」以外は、商業施設内のインショップ。4月3日(月)には、「イオンモール札幌苗穂店」(東区)がオープンするため、9店舗の展開は変わらない。なお同業態でトリドールホールディングス(本社・東京都渋谷区)の子会社丸亀製麺(同・同)が展開する「丸亀製麺」は、道内に25店舗ある。