「JRイン帯広」がサ高住「ブランJR帯広駅前」に転換、1ルーム月額10万4400円から入居者募集

経済総合

 JR北海道(本社・札幌市中央区)の子会社、JRホテルズ(同・同)が運営していたJR帯広駅前の 「JRイン帯広」(帯広市西3条南12丁目6)がサービス付き高齢者向け住宅「ブランJR帯広駅前」に転換、入居者を募集している。運営はミサワホーム北海道(同・同市白石区)。(写真は、サービス付き高齢者向け住宅「ブランJR帯広駅前」)

「JRイン帯広」は、旧ホテルを承継してJRホテルズが2011年6月から運営を開始した宿泊特化型ホテル。敷地面積約330坪(約1091㎡)、延べ床面積約1304坪(約4305㎡)、鉄骨鉄筋コンクリート造9階建て、シングル130室、ツイン7室の137室。

JR北海道は、社宅跡地などを利用して札幌市と小樽市でサ高住を5棟展開、ミサワホーム北海道との協業を進めてきた。これまでは新築物件だったが、今回はホテルをサ高住に転換した。ホテル事業は2021年11月30日に終了、約1年間かけて改装工事を行い、今年10月から入居を開始した。

 部屋数は137室から49戸(1ルーム21戸、1LDK14戸、2LDK14戸)に減らした。1ルームは、広さ8・43坪(27・90㎡)で月額税込み10万4400円、1LDKは、広さ13・06坪(43・10㎡)で同13万4400円となっている。24時間緊急対応で安否確認、生活相談も行っている。1階は名鉄観光などテナントが入っている。JR北海道とミサワホーム北海道の協業によるサ高住は6棟目で、総戸数は346戸になった。

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