高級食パンブームが落ち着いてきた中で、JIP(本社・石川県金沢市)をブランド本部とする「パティシエが作ったパン屋さん」(以下、「パティシエパン」)は7月11日(月)、札幌市清田区美しが丘4条5丁目1-62に「札幌パン美しが丘工房」をオープンさせる。(写真は、7月11日にオープンする「札幌パン 美しが丘工房」)

 店舗の立地場所は、羊ケ丘通沿いにある「カレーハウスCoCo壱番屋清田区美しが丘店」の隣。以前はアロマ・ギフト・インテリア雑貨の「ワンズフェイバリット」、「北大学力増進会」が入っていた「マンフィーク美しが丘」の1階部分。同店の看板商品は、失敗がきっかけで誕生したとろけるプリン食感が特徴の食パン2種類。「生食パン」は、道産の生クリームや純粋蜂蜜、練乳を使用したそのまま食べても美味しい食パン。「焼食パン」は、香ばしく焼き上げることで美味しさが引き立つ食パンで、ジャムやバターとの相性が良い。ほんのりとした温かさとパンの香りが楽しめるように毎日店舗で焼き上げるため、当日分が売り切れ次第、営業終了となる。

 価格は「生食パン」550円、「焼食パン」650円、チョコ食パン700円、チーズ食パン700円など(いずれも税込み価格)。「パティシエパン」は、道内に「札幌パン琴似工房」(札幌市西区)、「札幌パン北24条工房」(同市北区)、「札幌パン手稲星置工房」(同市手稲区)があり、「札幌パン美しが丘工房」で市内4店舗になる。高級食パンブームが一段落してきた中、「札幌パン」は着実に店舗網を増やしている。


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