カフェラウンジを併設した札幌市東区の「TSUTAYA新道東駅前店」(北34条東16丁目1-1)が、8月7日(日)に閉店する。オープンから28年で営業を終える。(写真は、「TSUTAYA新道東駅前店」)
「TSUTAYA新道東駅前店」は、札幌市営地下鉄東豊線の新道東駅すぐの立地。札幌新道と東15丁目・屯田通交差点の北東角にある「マックスバリュエクスプレス新道店」と隣接している。店舗は2階建てで、北海道TSUTAYA(本社・札幌市中央区)の子会社、札幌ブックセンター(同・同市東区)が運営。2017年9月には全面的なリニューアルを実施、1階にアトリエ・モリヒコ(札幌市白石区)が展開する本格コーヒーとスイーツの「JB ESPRESSO MORIHICO.新道東駅前店」と「ファミリーマートTSUTAYA新道東駅前店」が入った。TSUTAYA店舗とファミリーマート店舗のエリアには、間仕切りがなく一体的な店舗となっている。
また、2020年11月には2階にカフェラウンジをオープンさせた。フリードリンク、フリースナックで1階の本やレンタルコミックが読み放題の時間定額制を採用。コロナ禍のリモートワークの増加に対応、電源やWi-Fi、ロッカーも備えた。8月7日にはこのカフェラウンジも閉店する。
動画配信サービスや音楽配信サービスの普及などによってDVD、CDなどのレンタル環境が大きく変化したことなどからDVD、CDレンタル店舗は閉店が増えている。北海道の「TSUTAYA」は2018年に4店舗、2019年に5店舗、2020年も5店舗、2021年は2月14日「北見店」(北見市)、7月31日には北海道の旗艦店だった「札幌大通店」(札幌市中央区)も閉店した。2022年になってからは、1月16日に「函館港町店」(函館市)、3月21日に「遠軽店」(紋別郡遠軽町)、5月29日に「名寄店」(名寄市)が営業を終えている。また、6月30日にはJR札幌駅西口近くのサツエキridge閉館に伴い「札幌駅西口店」も終了する。「新道東駅前店」と「札幌駅西口店」が閉店すると道内の店舗数は31店舗になる。