JR札幌駅東側の高架下店舗が相次いで閉店する。北海道新幹線札幌駅の東改札口設置に伴うもの。駅が高架化になって約32年、独特の雰囲気を醸し出していた東側の高架下店舗が姿を消す。(写真は、6月30日に閉店する「ワンマンシアター高架下東1丁目店」)
(写真は、6月26日で閉店するパソコンショップ「DO-MU」)
閉店するのは、パソコンショップ「DO-MU」(札幌市東区北6条東1丁目1-4)と「ワンマンシアター高架下東1丁目店」(同1-10)。「DO-MU」は、センチュリー(本社・東京都台東区)が展開するパソコンショップで、中古・新品パソコンや中古Mac、PC周辺機器の販売、修理買い取りを行っている。6月26日(日)に閉店し、7月1日(金)に白石区中央1条3丁目2-35の米里・行啓通沿いに移転オープンする。
「ワンマンシアター高架下東1丁目店」は、サイド企画(札幌市東区)が運営しているDVD、本、グッズ、試写室を備えた24時間営業の店舗で、6月30日(木)に完全閉店する。6月1日から閉店日まで、店内全品を30%OFFで販売中。「ワンマンシアター」は「宮の沢店」(同市西区)も運営していたが、2021年7月に閉店しており、今回の高架下店舗の閉店で「ワンマンシアター」は暖簾を下ろす。
札幌駅の高架下店舗は、中央部分の「パセオ」、西側部分の「サツエキBridge」、「WEST6」が知られているが、東側の2店舗はどちらかというと「通」の人たちを対象にした店舗であまり知られていない。新幹線札幌駅建設工事に伴い、「サツエキBridge」が2022年6月末に閉館、「パセオ」も同年9月末で営業を終了するが、東側の店舗も閉店することになった。東側には新幹線東改札口が設けられるため、この近辺のイメージは大きく変わりそうだ。