焼きたてパンのペンギンベーカリー(本社・札幌市清田区)が、2022年4月13日に発表された第13回からあげグランプリ結果発表で、東日本味バラエティ部門の金賞を受賞した。ペンギンベーカリーは、2020年・2021年の「カレーパングランプリ」で2年連続最高金賞受賞したが、今回は「唐揚げ」の美味しさを競う「からあげグランプリ」でも金賞に輝いた。(写真は、からあげグランプリ金賞受賞のザンギが10個入っているペンギンベーカリーの「ザンギバーレル」)

「からあげグランプリ」は、一般社団法人日本唐揚協会(事務局・東京都渋谷区)が主催して毎年開催しているもので、13回目の今年も、「しょうゆダレ部門や」、「味バラエティ部門」などに分かれ、1023店舗がエントリー。そのうちノミネートされたのは208店舗でネット投票により4月13日に結果が発表された。ペンギンベーカリーは、「東日本味バラエティ部門」で金賞受賞8店舗のうちの1店舗に輝いた。

 北海道では、唐揚げ=ザンギだが、ペンギンベーカリーはパンと一緒に食べても美味しいザンギを作ろうと取り組んだ。「パン作りには自信がありましたが、想像以上にサンギの商品化には苦労しました。パンと一緒に食べたいザンギ、道民が愛するザンギを求めてようやく開発に成功しました」とペンギンベーカリー広報担当者。

 でき上がったザンギは、パンと一緒に食べることができるように3個を刺して販売。大ぶりでカリッと揚げた鶏肉の中から、ジューシーな脂が滴り落ちるザンギに仕上がっている。昨年末からは、お客のリクエストに対応して、ザンギ10個入りの「ザンギバーレル」の販売も開始した。「パン屋ならではの工夫があるので、ぜひ金賞受賞の『ザンギ串』や『ザンギバーレル』を召し上がっていただきたい」(広報)と話している。


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