地方特化型人材事業のリージョンズと伊達信金が業務提携、西胆振の人材課題に対応

経済総合

 地方特化型の採用・転職コンサルティング、リージョンズ(札幌本社・札幌市中央区)は、伊達信用金庫(本店・伊達市)と業務提携、同金庫の取引先が抱える人材面の経営課題に連携して取り組むことになった。(写真は、リージョンズの高岡幸生社長)

 伊達信金は、伊達市や洞爺湖町、豊浦町、壮瞥町など西胆振地域を営業エリアとしている。同金庫の取引先の中には成長戦略や後継者問題などで課題を抱える企業も多いことから、地域に特化した転職支援サービスを行っているリージョンズと提携、連携して課題解決に取り組むことにした。伊達信金とリージョンズは、内閣府プロフェッショナル人材事業である「北海道プロフェッショナル人材センター」の会合を通じて知遇があったため、同信金はリージョンズが持つU・Iターンの人材紹介の強みを評価、今回の業務提携に至った。

 具体的には、リージョンズが同信金から取引先の紹介を受け、後継者、経営幹部、管理職、有資格者などを紹介して取引先の人材課題の解決に結びつける。リージョンズは、北海道銀行(本店・札幌市中央区)と2016年に同様の提携を行っているが、信金とは初の提携となる。リージョンズの高岡幸生社長は、「伊達信金との提携は、当社事業の再構築、再定義に繋がるエポックと考えている。より地域に特化して転職・採用ニーズに応えられる人材サービス会社として事業の価値水準を高めたい」と話している。

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