昭和感漂うゲームセンター「ジー・バオア・グー平岸店」39年で終止符

経済総合

 ゲームセンター運営やゲーム機レンタル、ゲームマシン再生修理のパシフィックトレイド(本社・札幌市豊平区)は、ゲームセンターの「ジー・バオア・グー平岸店」(旧店名「ポパイ」、同区平岸5条9丁目7-22)を1月31日(月)で閉店する。(写真は、「ジー・バオア・グー平岸店」)

「ジー・バオア・グー平岸店」は、豊平区役所近くの環状通沿いに立地。パシフィックトレイドの本社と一体となった建物に入っている。営業面積は約230坪(約760㎡)、営業開始は1983年11月。店内には、クレーンゲームやレトロゲームなど約300台のゲーム機が設置されている。ジュークボックスや縁日でよく見られた射的(バンバンショット)も設置され、射的のゾーンに入ると縁日を思わせるBGMも流れる。また、18歳未満は使用できないゲーム機もある。土地建物ともに、パシフィックトレイドの自己所有。同社は、直営ゲームセンターとして「ピエロ」(白石区北郷3条2丁目)、「ジー・バオア・グー」(北区北23条西5丁目)を展開している。

 豊平区役所近くの環状通沿いでは、2020年4月にパチンコ店「マンモス21平岸店」(平岸6条9丁目3-30)が閉店。その後、建物は解体され、約850坪(約2810㎡)の更地になっている。今回閉店する「ジー・バオア・グー平岸店」も近く、この界隈の街並みが変わりそうだ。

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