堀江貴文氏の発案で2020年4月から北海道広尾郡大樹町で始まったエンタメパン屋「小麦の奴隷」の北海道2号店「ふらの店」(富良野市幸町3-15)が、3月下旬にオープンする。(写真は、富良野市街の小麦畑)

「小麦の奴隷」は、ロケットのマチ、大樹町で生まれた十勝の厳選食材を組み合わせたパン専門店。同店の「ザックザクカレーパン」は、2020年と2021年にカレーパングランプリで東日本揚げカレーパン部門で金賞を受賞するなどしている。「小麦の奴隷」は、こむぎの(本社・大樹町)が展開しており、直営の「大樹本店」、東京都江東区の「LABO×MITSUME」以外は、地方活性型ベーカリーと位置付けてFC(フランチャイズ)展開、現在までに全国で29店舗を出店するまでになっている。

 北海道2号店は、北海道ホテル&リゾート(本社・富良野市)がFC出店する。同社は、「ホテルナトゥールヴァルト富良野」(富良野市)や「芦別スターライトホテル」(芦別市)、「旭川パークホテル」(旭川市)のほか、「ふらの家本町酒場」(富良野市)を運営している。同社は、グランピング事業で芦別市などと包括連携協定を締結するなど、地方創生にも積極的に取り組んでおり、「小麦の奴隷」のFC展開を行うことで地方活性化に繋げる。

 出店場所は、「フラノマルシェ」の近くで、以前は「ドラッグストアはすかわ」のあったところ。なお、店名の由来は、小麦の出現によって人類は狩猟採取民族から農耕民族となり、コミュニティを維持するために小麦を育て続けなければならなくなったことを援用している。



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