不動産総合企業のアルファコート(本社・札幌市中央区)が、旧イトーヨーカドー帯広ビル跡地などで進めている市街地再開発事業のうち、旧帯広経済センター跡地で建設していた商業棟が完成した。先行して1階に「ローソン帯広西3条九丁目店」が12月2日(木)にオープンする。(写真は、完成した「帯広西3・9スクエア」。1階左の部分に「ローソン」が入る)
旧イトーヨーカドービル跡地など約2haを利用した市街地再開発事業は、アルファコートが組成した特別目的会社、アルファ―コート帯広3・9地区開発が施工者となり、2018年から旧建物を解体して建設が始まった。既に、2020年5月に新しい帯広経済センタービル、同年11月には帯広で最高の高さ59・62mの「ザ・タワー帯広」が竣工している。
商業棟は、旧帯広経済センター跡地を利用して今年2月から建設が始まった建物で、このほど完成した。建築面積は約281坪(928・30㎡)、地上3階建て、延べ床面積は約795坪(約2624・99㎡)。建物の名称は「帯広西3・9スクエアビル」。先行して1階南側に、「ローソン帯広西3条南九丁目店」がオープンする。近くには「ローソン帯広駅北店」(西2条南11丁目2-1)がある。
また、2022年3月には帯広初進出の「コメダ珈琲店」の「帯広南3条店」がオープン。さらに、3階には「ザ・タワー帯広」の販売を担当したフージャースコーポレーション(本社・東京都千代田区)のグループ会社、フージャースウェルネス&スポーツ(同・同都中野区)が運営するスポーツクラブが入る。
フージャースウェルネス&スポーツは、2016年に北海道の「宮の森スポーツ俱楽部」を子会社化するなどしており、北海道では「スポーツアカデミー」の「ソシア店」(札幌市南区のコープさっぽろソシア店内)、「シーナ店」(旭川市のコープさっぽろシーナ店内)、「ブランチ札幌月寒」(札幌市豊平区、商業施設ブランチ札幌月寒内)の3店舗と、「宮の森スポーツ倶楽部」8校を運営している。