こんなところに冷凍ケーキの自動販売機がーー。業務用洋菓子メーカーのclimb(クライム、本社・札幌市厚別区)は、このほど札幌市白石区中央2条6丁目の平和通沿いと白石区流通センター4丁目の「アクセスサッポロ」内に冷凍ケーキ自販機を設置した。これによって市内の同社の冷凍ケーキ自販機は計4台になった。(写真は、白石区中央2条6丁目の平和通沿いに設置された冷凍ケーキ自販機)

 climbは、2003年6月に「夢工房」の名称で設立された業務用洋菓子を専門とするメーカー。ホテルのレストランやコーヒーチェーン、機内食、宅配などの業務用洋菓子をOEM(相手先商標)で製造販売している。洋菓子の種類は、シートケーキやロールケーキ、カタラーナなどで、冷凍技術にも定評がある。
 昨年は、コロナ禍によってホテル向けや機内食向けが大きく落ち込んだため、旧本社工場で一般向けの小売りも始めた。ただ、あくまで業務用が中心のため小売りの対応に手が回らず、今年に入ってから自販機での冷凍ケーキ販売に乗り出した。

 創業者の子息で現社長の佐々木亮太郎氏(36)のアイデアによるもので、自販機メーカーのサンデン・リテールシステム(本社・東京都墨田区)と北海道コカ・コーラボトリング(同・札幌市清田区)を通じてオーダーメイドで製作したもの。当初は2台を旧本社前とアサヒビール園近くに設置。今年8月に本社工場を厚別区厚別北2条3丁目1—1の旧「ホクノースーパー厚別北店」跡に移転したため、自販機もこちらに移した。

 全11種類があり、2台とも予想を上回る販売が続いているため、このほど新たに2台を平和通沿いと「アクセスサッポロ」内に設置することにした。佐々木社長は、「白石区は創業の地なので、地域への恩返しの意味で白石区内に新たに2台を設置しました。コロナ禍でなかなかデパートにも行けない人たちに身近に美味しいケーキを届けたい。北海道物産展などにも出品している本物の味をぜひ味わってほしい」と話している。



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