千歳市栄町7丁目1237-20にあったファミリーレストラン「ロイヤルホスト千歳店」跡に、ラーメンとザンギの「麺や虎鉄・千歳店」が14日オープンした。市民に馴染みのあったファミレスが2020年8月31日に閉店してから1年、人気のラーメン店が新たな顔として登場した。(写真は、14日にオープンした「麺や虎鉄千歳店」。スープカレー「GARAKU」の看板も既に出ている)
「麺や虎鉄」は、PLUS2(本社・札幌市西区)が展開するラーメンとザンギの店。木田製粉(同・同市北区)の協力を得て、道産小麦「ゆめちから」を中心とした小麦を自家製麺で提供、専用の圧力釜を使い高火力で炊きだす白濁スープを急速冷蔵して冷蔵熟成、厚みのある味に仕上げている。札幌市内に8店舗、旭川市内2店舗のほか江別市、河東郡音更町、河西郡芽室町、帯広市に各1店舗のほか、のれんわけした店舗が札幌市、日高郡新ひだか町、苫小牧市に各1店舗ある。「千歳店」は18店舗目となる。
「千歳店」の建物は、PLUS2の自前物件だが、同社は店舗に隣接してもう1店舗を建設中。設計、監理、施工は脇坂工務店(札幌市東区)で工期は11月10日まで。こちらの店舗には、雅楽(本社・札幌市中央区)が展開しているスープカレー「GARAKU」が出店する見通し。既に「麺や虎鉄」の看板とセットで「GARAKU」の看板も設置されている。
「GARAKU」は、和風だしを効かせたスープカレー専門店で、現在は、「札幌本店」(札幌市中央区南2条西2丁目おくむらビルB1F)のほか、稚内とトマム、東京に2店舗を展開している。店舗はJR千歳駅に近い中央大通沿いにあり、地域に親しまれた「ロイホ」に代わって、「麺や虎鉄」と「GARAKU」が新たな地域の顔となりそうだ。