札幌ススキノ豚まんテイクアウト専門店「皆招楼」、6月下旬リニューアルオープン

経済総合

 札幌ススキノで手造りの豚まんや肉まんをテイクアウト専門で製造販売している「皆招楼」(札幌市中央区南6条西3丁目10ー1、N・三協ビル1階)が、6月21日(月)にリニューアルオープンを予定している。同店は、今年が開業30周年。老朽化した店舗外観をリニューアルしてイメージを一新、コロナ禍のテイクウト需要に応えていく。(写真は、リニューアル工事が進んでいる「皆招楼」)

「皆招楼」(かいしょうろう)は、エヌ・フードサービス(札幌市中央区)が、駅前通に面して1991年に開業した店舗。瓦屋根の外観と店内に積み上げられた蒸籠(せいろ)がお馴染みで、冬ともなれば店舗から流れる湯気がこの界隈のちょっとした風物詩にもなっていた。

 開業から30年、店舗も老朽化してきたため、5月下旬からリニューアル工事を開始、名物だった瓦屋根も解体した。新しい店舗は、白一色のテントを使った奇抜なデザインとし、LEDビジョンも導入、商品の魅力を訴求できるようにする。店舗のデザイン監修は、「江別蔦屋書店」などを設計したヒココニシアーキテクチュア(札幌市中央区)、施工はアリトエヴィキ(同市東区)。

「皆招楼」の商品は、自社工場で熟練の職人が手造りしており、大き目で食べ応えがある。豚まんの味は、ブレンド醤油、醤油、辛口があり、牛肉を使った牛まんやプルコギまんなどの種類がある。同社は、緊急事態宣言が明ける6月21日13時にリニューアルオープンを予定しているが、新型コロナウイルスの感染状況によっては流動的としている。営業時間は月~土が13時から翌4時、日・祝日は13時から翌1時。

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