北海道キリンビバレッジ(本社・札幌市中央区)は、北海道教育委員会が今年度に道内高校3年生の卒業生アスリートを対象に実施した「もうひとつのクライマクス」プロジェクトに、免疫ケアブランド「iMUSE(イミューズ)」飲料の売り上げに応じた寄付金約168万円を寄付した。(写真は、寄付金贈呈式。左から小玉俊宏・北海道教育長、坂謙一郎・北海道キリンビバレッジ社長)
北海道のキリングループ5社は、昨年10月に道と包括連携協定を締結、今回の寄付はその最初の取り組み。道キリンビバレッジが販売しているプラズマ乳酸菌を使用した「iMUSE」は、健康な人の免疫機能を維持サポートする機能性表示食品として登録された飲料ブランド。売り上げ1本につき1円を道教育委員会に寄付し、スポーツを通じた青少年育成活動を支援していく方針で、今年度は道教委が新型コロナウイルスの影響で部活動の集大成の場を失った卒業生アスリートが輝けるように「もうひとつの晴れ舞台」を創出支援する「もうひとつのクライマクス」プロジェクトに充てることにした。
この日、道庁別館7階教育委員会室で、道キリンビバレッジの坂謙一郎社長が寄付金167万9976円の目録を小玉俊宏教育長に贈呈した。小玉教育長は、「『もうひとつのクライマクス』プロジェクトに寄付をいただき様々な事業に役立てることができた。コロナ禍という壁にぶつかっても卒業生たちは大きな夢に向かっていく大切さを胸に刻んだのではないか」と話した。
道キリンビバレッジには、小玉教育長から知事感謝状と教育委員会感謝状が授与された。