アインファーマシーズが札幌市白石区東札幌に新社屋、岩田地崎建設が施工、東京オフィス移転拡充など新CIを導入

経済総合

 調剤薬局最大手のアインファーマシーズは、札幌市白石区東札幌5条2丁目に新社屋を建設する。来年夏をめどに現在の東区東苗穂から本社を移転する。現本社は、1989年から使用しているが業容拡大とともに手狭になってきたことから新本社を建設し移転することを決めた。新本社は、札幌市営地下鉄東西線東札幌駅から近く、付近には札幌コンベンションセンターや商業施設イーアス札幌がある。(写真は、札幌市白石区東札幌の新社屋建設予定地)
 
 新社屋は敷地面積2851㎡の土地に地上3階建て、延べ床面積3300㎡の建屋とする。設計は、日本都市設計、工事施工は岩田地崎建設。
 
 新本社の建設とともに、今月30日には東京オフィスを新宿区のテナントビルから渋谷区のJR南新宿ビル10~11階に移転して業務をスタートする。東京オフィスの述べ床面積はこれまでの2倍、約3300㎡になる。
 
 同社が、こうした本社や東京オフィスの移転拡張を進めるのは、今後の業容拡大を目指したコーポレートアイデンティティ(CI)再構築の一環。新しいCIは8月1日から導入、顧客満足度を重視し新しい事業に挑戦していく企業理念を明確にする。また、新ロゴマークも取り入れ、これまでの止まっている鳩からオリーブの若葉をくわえて飛んでいるイメージの鳩に変更。旧約聖書にある「幸せ」や「希望」、「決意」を表す。
 
 アインファーマシーズを中核とするアイングループでは、2014年4月期を最終年度とする「T―2000」経営計画を実行中。それによると、最終年度には売上高2006億円、経常利益135億8000万円を目指している。(2012年9月13日一部修正)

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER