一度北海道から撤退した「ドミノ・ピザ」が再出店する。11月下旬に札幌市内に3店舗を同時出店、宅配を本格スタートさせる。これによって宅配ピザ3強が揃い、市場が活性化する。(写真は、「ドミノ・ピザ東苗穂店」が入るローソン跡)
全国の宅配ピザは、ドミノ・ピザジャパン(本社・東京都千代田区)の「ドミノ・ピザ」、フォーシーズ(同・東京都港区)の「ピザーラ」、日本ピザハット・コーポレーション(同・神奈川県横浜市西区)の「ピザハット」が3強。店舗数は、「ドミノ・ピザ」が約710店舗、「ピザーラ」が約530店舗、「ピザハット」が約420店舗となっている。
北海道では、10数年以上前は、これら3強が揃っていたが、2010年頃に「ドミノ・ピザ」は親会社の変更によって北海道・東北から撤退、宅配ピザトップが不在の市場となっていた。
今回、「ドミノ・ピザ」は満を持して再出店する。11月27日(金)に、「東苗穂店」(札幌市東区東苗穂8条2丁目)、「西警察署前店」(同市西区西野3条4丁目)、「北十五条店」(同市東区北15条東1丁目)の3店舗を同時出店、宅配ピザ市場でリベンジを仕掛ける。3店舗のうち「東苗穂店」は、「ローソン札幌東苗穂8条店」跡、「西警察署前店」は、「セイコーマート山の手通り店」跡への居抜き出店となる。なお、道内では「ピザハット」が43店舗、「ピザーラ」は13店舗を展開している。「ドミノ・ピザ」は早期の多店舗化が不可欠で、コンビニ店舗跡などが出店場所になりそう。