鉄や古紙、プラスチック類、空き缶などのリサイクル事業を展開しているマテック(本社・帯広市)は、一般家庭などが資源物を持ち込める「じゅんかんコンビニ24北郷店」(仮称、札幌市白石区北郷3条3丁目)を出店する。現在、建設工事に入っており11月初旬にオープンする見込み。(写真は、「じゅんかんコンビニ24北郷店」の建設工事)
「じゅんかんコンビニ24」は、家庭などから出る資源物を持ち込める24時間営業の無人回収施設。回収ボックスは、「新聞・雑誌類」、「ダンボール箱」、「アルミ缶」、「ペットボトル」、「金属製品・スチール缶」、「小型家電」、「パソコン」、「携帯電話」、「古布・繊維類」に分かれており、家電リサイクル法の対象品目は持ち込みができない。また、ペットボトルでも食用油脂やソース、焼肉のたれ、洗剤、シャンプー類のボトルは不可となっているほか、スピーカーなど木製家電、電池類も持ち込めない。
利用者は、受付室内の受付機を操作して持ち込んだ資源物を回収ボックスに投入する。会員になると資源物の種類や重量に応じて「リサイクル貢献度」が付与され、500点に達するごとにアンケートの回答をすると、「イオンギフトカード」または「QUOカード」(いずれ500円分)がもらえる。
マテックは、2012年から「じゅんかんコンビニ24」の出店を始め、現在は札幌市内14店舗、苫小牧市3店舗、江別市、千歳市、釧路市各2店舗、石狩市、恵庭市各1店舗を出店している。仮称「じゅんかんコンビニ24北郷店」は、閉店・解体されたパチンコ店「パーラーアイドル北郷店」の駐車場を利用して建設が進んでいる。設計、監理は玉川組(本社・恵庭市)一級建築士事務所、施工も玉川組。