北海道エネルギーと北海道電力が業務提携、ガソリンと電気の「セット割」開始

経済総合

 北海道エネルギー(本社・札幌市中央区)と北海道電力(同・同)は9日、北海道で暮らす人々にエネルギーを通じて快適な生活を提供するための、様々な取り組みを共同で進めていく目的で業務提携した。第1弾として「エネとも会員」サービスを開始、道エネのガソリンと北電の電気を利用する際に特典が付くようにする。登録開始は7月13日(月)午前10時から。(写真は、業務提携調印式。左から北海道エネルギー・勝木紀昭会長、北海道電力・藤井裕社長)

「エネとも会員」サービスは、北電の電気利用契約者が道エネの道内約300ヵ所のサービスステーションで「リラプリカード」(道エネのチャージ機能付プリペイドカード)を、使って給油すると最大で1ℓ当たり8円割安になる。また、北電の電気利用契約者向けに暮らしに役立つ情報や、ポイントサービスなどを提供している会員制Webサービス「ほくでんエネモール」で貯めたポイントを1ポイント1円単位で「リラプリカード」に移行できる。

「エネとも会員」に新規登録するには、道エネのサービスステーションで「リラプリカード」の発行を受けて「ほくでんエネモール」のポイント会員に登録、その上で「ほくでんエネモール」内に開設する特設ページ「エネとも会員」のサイトから「リラプリカード」に記載されたIDを登録して完了。

 業務提携の調印式は札幌市中央区の京王プラザホテル札幌で行われ、道エネの勝木紀昭会長と北電の藤井裕社長が出席した。勝木会長は、「2社の連携で北海道らしいエネルギーのベストミックスの在り方を追求することによって、新時代のエネルギー供給など様々なサービス提供が可能になる」と挨拶した。藤井社長は、「道エネとは胆振東部地震など災害対応で協力してきたが、さらに絆を強くして道民の暮らしに関する分野で協力していくことにした」と話した。

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